お問い合わせ

置き型社食(設置型社食)は、オフィスに冷蔵庫や専用ラックを設置し、惣菜・サラダ・軽食などを常備する福利厚生サービスです。食堂スペースを必要としないため、中小企業やスタートアップを中心に導入が急増しています。

しかし、参入するサービスが増えたことで「どれを選べばいいか分からない」という声も多くなっています。サービスごとにメニューのジャンル、料金体系、対応エリア、最低利用人数が異なるため、比較なしに決めると導入後のミスマッチにつながりかねません。

この記事では、主要8サービスを料金・メニュー・対応エリア・最低人数の4軸で横並び比較し、タイプ別のおすすめや導入時の注意点までをまとめました。

置き型社食とは——市場が拡大する3つの理由

置き型社食とは、オフィス内に小型の冷蔵庫やラックを設置し、惣菜・サラダ・フルーツ・パン・軽食などを常備する福利厚生サービスです。従業員は好きなタイミングで商品を選び、1品100〜300円程度で購入します。「オフィスコンビニ」とも呼ばれます。

矢野経済研究所の調査によると、法人向けフードサービス市場は拡大傾向にあり、特にオフィス設置型の需要が伸びています[1]

市場拡大の3つの理由

  1. 中小企業でも導入可能な低コスト:初期費用0円(冷蔵庫は無料貸与)のサービスが多く、10名程度から導入できます。社食代行のような大規模な設備投資は不要です
  2. コロナ後のオフィス回帰による需要復活:テレワークから出社へ回帰する企業が増えたことで、オフィスでの食環境整備の需要が再び高まっています
  3. 健康経営・非課税枠改定の追い風:健康経営への関心の高まりに加え、2024年の非課税枠改定(月額3,500円→7,500円)により、企業がより充実した食の福利厚生に投資しやすくなっています

置き型社食に関するコラム記事は、設置型サービスの記事一覧からもご覧いただけます。

主要8サービスの比較表

置き型社食の主要8サービスを、導入検討時に重要な8項目で比較しました。

サービス名 月額費用(1名あたり目安) 初期費用 メニュー数 メニュージャンル 最低利用人数 対応エリア 配送頻度 無料トライアル
OFFICE DE YASAI 約4,000円〜 0円 約60種類 サラダ・フルーツ・惣菜 10名〜 全国(一部エリア除く) 週2〜5回 あり
オフィスおかん 約3,500円〜 0円 約30種類 惣菜・ごはんもの 10名〜 全国 月2回 あり
パンフォーユー オフィス 約3,000円〜 0円 約20種類 冷凍パン 5名〜 全国 月2〜4回 あり
TUKTUK 約4,500円〜 0円 約50種類 惣菜・サラダ・デザート 15名〜 首都圏・関西圏 週3〜5回 あり
プチローソン 個別見積もり 0円 約100種類 コンビニ商品全般 30名〜 首都圏中心 週1〜3回 要相談
オフィスグリコ 個別見積もり 0円 約20種類 お菓子・ドリンク 20名〜 全国(主要都市) 月2〜4回 あり
セブン自販機 個別見積もり 0円 約30種類 おにぎり・パン・飲料 50名〜 首都圏・関西圏 毎日 要相談
Fit Food Biz 約5,000円〜 0円 約40種類 低糖質・高たんぱく弁当 10名〜 全国 週1〜3回 あり

※ 情報は2025年時点の各社公開情報に基づく目安です。最新の料金・対応エリアは各社公式サイトでご確認ください[2][3][4][5][6]

各サービスの特徴サマリ

  • OFFICE DE YASAI:新鮮なサラダ・フルーツが強み。健康志向の企業に人気が高く、産地直送の野菜を使ったメニューが特徴
  • オフィスおかん:家庭的な惣菜が中心。1品100円からと手頃な価格設定で、幅広い年齢層に受け入れられやすい
  • パンフォーユー オフィス:全国のベーカリーから取り寄せた冷凍パンを提供。5名から導入でき、少人数オフィスに強い
  • TUKTUK:惣菜・サラダ・デザートのバランスが良く、メニュー数が豊富。配送頻度が高いため鮮度を保ちやすい
  • プチローソン:コンビニと同等の品揃えをオフィス内に再現。商品ジャンルの幅広さが最大の特徴
  • オフィスグリコ:お菓子・ドリンクに特化。食事系ではないが、間食・リフレッシュ目的での導入需要が高い
  • セブン自販機:おにぎり・パン・飲料の自販機をオフィスに設置。毎日の商品補充で鮮度を維持
  • Fit Food Biz:管理栄養士が監修した低糖質・高たんぱくメニューに特化。健康経営に取り組む企業向け

タイプ別おすすめ

8サービスの比較表をもとに、ニーズ別のおすすめを整理しました。

少人数オフィス(10〜30名)向け

  • パンフォーユー オフィス:5名から導入可能で、最少人数のハードルが最も低い。冷凍パンのため賞味期限が長く、少人数でもロスが出にくい
  • オフィスおかん:10名から対応。1品100円の手頃な価格で、幅広いメニューを少量から利用できる

中規模オフィス(31〜100名)向け

  • OFFICE DE YASAI:メニュー数約60種類と豊富で、週2〜5回の高頻度配送に対応。利用人数が多くなってもメニューの飽きが来にくい
  • TUKTUK:惣菜・サラダ・デザートとジャンルが幅広く、週3〜5回の配送でオフィスの食環境を充実させられる

健康志向重視

  • OFFICE DE YASAI:産地直送のサラダ・フルーツが主力。健康経営優良法人の認定を目指す企業に適している
  • Fit Food Biz:管理栄養士監修の低糖質・高たんぱくメニューに特化。栄養バランスを重視する企業向け

コスト重視

  • パンフォーユー オフィス:1名あたり月額約3,000円〜と最も低コスト。パンに特化しているためメニュー単価が抑えられている
  • オフィスおかん:1品100円からの手頃な設定。企業負担を最小限に抑えたい場合に適している

導入企業の声

置き型社食を実際に導入した企業の事例を3社紹介します。

事例1:Webマーケティング企業(従業員30名)

課題:オフィスがビルの上層階にあり、昼食を買いに出ると往復20分以上かかっていた。

選んだサービス:OFFICE DE YASAI

導入後の効果:昼食時の外出率が70%から25%に低下。「午後の仕事に早く取りかかれるようになった」という声が多く、利用率は78%を維持している。

この事例を詳しく読む

事例2:SaaS企業(従業員80名)

課題:従業員から食事に関する福利厚生の要望が増えていたが、食堂を設ける広さがなかった。

選んだサービス:オフィスおかん

導入後の効果:福利厚生に対する満足度が導入前比+22%。採用面接で「社食があるのが決め手になった」という応募者も出てきた。

この事例を詳しく読む

事例3:製造業(従業員200名・本社オフィス勤務者50名)

課題:工場には食堂があるが、本社オフィスには食事環境がなく、不公平感が出ていた。

選んだサービス:TUKTUK

導入後の効果:本社オフィスの昼食満足度が工場と同水準に改善。オフィス全体のコミュニケーション活性化にもつながった。

この事例を詳しく読む

その他の導入事例は企業の導入事例一覧からご確認いただけます。

導入時の注意点

置き型社食の導入で失敗しないために、事前に確認しておくべきポイントをチェックリスト形式で整理しました。

  • 設置スペースの確保:冷蔵庫のサイズはサービスによって異なります(幅50〜70cm程度が一般的)。設置場所の寸法を事前に計測してください
  • 電源容量の確認:冷蔵庫の消費電力(100〜200W程度)に対応できるコンセントがあるか確認。タコ足配線は避けてください
  • 衛生管理の責任範囲:商品の補充や賞味期限管理はサービス提供企業が行うのか、自社で行うのかを契約前に明確にしてください
  • 賞味期限管理のルール:冷蔵商品は賞味期限が短い場合があります。期限切れ商品の回収・廃棄の手順を確認してください
  • 利用率が低い場合の最低料金:利用が少なくても最低料金が発生するサービスがあります。契約前に最低発注金額を確認してください
  • 契約期間と解約条件:最低契約期間(6か月〜1年が一般的)と、中途解約時の違約金の有無を確認してください

導入準備の進め方については、社食サービス導入ガイド【検討から運用開始まで】で詳しく解説しています。

まずは無料トライアル・資料請求から

多くの置き型社食サービスでは、無料トライアルを用意しています。実際にオフィスに設置して従業員の反応を確認してから契約を判断できるため、導入リスクを抑えられます。

無料トライアルがあるサービス

サービス名 トライアル期間 条件
OFFICE DE YASAI 1週間〜 要問い合わせ
オフィスおかん 1か月 所定の利用人数以上
パンフォーユー オフィス 初回お試しセット 送料のみ負担
TUKTUK 2週間 首都圏・関西圏の企業対象
Fit Food Biz 初回お試しセット 送料無料

トライアル活用のポイント

  1. 利用率を測定する:トライアル期間中の利用率を記録してください。利用率が50%を下回る場合は、設置場所やメニューの見直しを検討する材料になります
  2. 従業員アンケートを実施する:味・価格・メニューの種類について従業員のフィードバックを集めると、本契約時のプラン選定に役立ちます
  3. 複数社を比較する:可能であれば2〜3社のトライアルを順番に試し、自社に合うサービスを選んでください

どのサービスが貴社に合うか迷う場合は、無料の導入相談で候補の絞り込みをお手伝いします。

まとめ

置き型社食は、中小企業でも初期費用0円・月額数万円から導入できる食の福利厚生です。主要8サービスを比較した結果、メニュージャンル、対応エリア、最低利用人数はサービスごとに大きく異なるため、自社の規模と重視するポイントに合わせて選ぶことが重要です。

置き型社食の導入を検討中の方は、まずは設置型サービスの比較ページで候補を確認してみてください。気になるサービスにはまとめて資料請求もできます。どのサービスが貴社に合うか迷う場合は、無料の導入相談で候補の絞り込みから資料請求の代行までお手伝いします。

参考リンク

よくある質問

置き型社食は何名から導入できますか?

サービスによって異なりますが、最も少人数に対応しているのはパンフォーユー オフィスの5名からです。多くのサービスは10〜15名から利用可能です。詳しくは本記事の比較表をご確認ください。

初期費用はかかりますか?

ほとんどのサービスで初期費用は0円です。冷蔵庫やラックはサービス提供企業から無料で貸与されるケースが一般的です。設置工事が必要な場合も費用は発生しないことが多いですが、契約前に確認してください。

衛生管理は誰が行いますか?

商品の補充・賞味期限管理はサービス提供企業が行うのが一般的です。ただし、冷蔵庫の清掃や期限切れ商品の一次確認は自社で行うケースもあります。責任範囲は契約前に明確にしてください。

置き型社食と宅配弁当の違いは何ですか?

置き型社食はオフィスに常備された商品から好きな時間に選ぶスタイルで、1品単位で購入できます。宅配弁当は決まった時間に届く日替わりメニューが基本です。選択の自由度は置き型社食が高く、メニューの充実度は宅配弁当が優れています。詳しくは社食サービスの種類比較をご覧ください。

非課税枠は適用できますか?

はい、従業員が食事価額の50%以上を負担し、企業負担が月額7,500円以下であれば非課税枠が適用されます。置き型社食では、1品ごとに従業員が一部負担する形で設計するのが一般的です。非課税要件の詳細は食事補助の非課税枠を完全解説をご覧ください。

置き型社食の導入を検討中の方へ

どのサービスが貴社に合うか迷ったら、お気軽にご相談ください。
候補の絞り込みから資料請求の代行までお手伝いします。

無料で導入相談する

企業特集についてご相談

自社の取り組みを記事として紹介しませんか?

詳しくはこちら

サービス掲載のご提案

貴社サービスの掲載についてはこちらから。

お問い合わせ